スキップフロアにはスタディーコーナーを設け、お子様が広々とした明るい空間でお勉強ができるスペースに。この位置にスタディーコーナーがあることで、二階にいても一階にいてもお子様の様子を確認することができ、安心の間取りとなっている。

スキップフロアの東面と南面にある窓は外からの光を吹き抜けに通し、家全体を明るく照らせる設計がされている。写真正面の窓は公園に面しているため、視線を切ってプライバシーにも配慮しつつしっかりと明るさをとるという難しい問題を、建築家の手によって見事に実現することができた。

吹き抜けになっているスキップフロア上の天井は、無垢の木を使用し上質な空間に。吹き抜けがあることにより換気、冷暖房効率を高め、R＋Houseの高い性能を最大限生かした設計になっている。

スキップフロア下のスペースは収納として活用。趣味の道具が多いというご家族の暮らしやすさが追及されている。

構造上必要な柱も、あえて構造上は必要ない柱と並べることで意匠や目隠しとして有効活用。玄関のタイルと間接照明が高級感を演出している。

無垢の木を使った洗面台の奥にはファミリークロークを配置。洗濯機と浴室につながっているため、洗濯の際に家の中を動き回る必要がなく、毎日の家事の負担を減らしている。生活動線を意識した設計は、事前の綿密なヒアリングがあってこそ。それにより、建築家が知識、技術、経験をフル活用して、お施主様にとって最高の暮らしを間取りに落とし込み、提案することがきる。

LDKはウッドデッキとつながっており、外からの光をしっかりと確保している。開放感のある明るい空間で、ご家族が集まれるような場所になっている。

ご夫婦ともにお仕事を持ち帰られることも少なくないということで、リビングにもカウンタースペースと収納を配置。リビングダイニングにも各々のスペースはきちんと確保することで、家族と一緒にいる安心感を感じながら、自分の作業ができるお家になっている。

外観はガルバリウム鋼鈑を採用し、シンプルモダンな印象に。東側が公園に面しているという敷地だが、R＋Houseの高い気密性によって生まれる防音性能により、公園で遊ぶ子供の声を気にすることなく生活していただくことができる。