家づくりコラム

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みらいエコ住宅2026事業(みらいエコ)を徹底解説|埼玉の家づくりで補助金を活かす

みらいエコ住宅2026事業の補助額と条件をわかりやすく解説する記事アイキャッチ

みらいエコ住宅2026事業の補助額と条件をわかりやすくご紹介|埼玉での家づくりに活かすポイント

この記事の要約

  • みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)は、GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅の新築と、省エネリフォームを支援する国の大型補助制度です。
  • 新築はGX志向型住宅で最大125万円(埼玉県西部の多くが該当する5・6地域では原則110万円)、長期優良住宅・ZEH水準住宅は子育て世帯・若者夫婦世帯が中心に補助を受けられます。
  • 2026年9月7日時点の補助金申請額は、予算に対してGX志向型住宅55%、長期優良住宅・ZEH水準住宅28%、みらいエコ住宅2026事業のリフォーム5%です。
  • 注文住宅のZEH水準住宅は交付申請の予約受付が終了しており、交付申請も2026年9月30日までのため、利用を検討している場合は早めの確認が必要です。
  • 埼玉(狭山市・所沢市・川越市・入間市など)の家づくりでは、地域区分5・6地域を前提に性能グレードやスケジュールを早めに決め、補助金を見据えた土地探しと設計がポイントになります。

2026年9月7日時点の最新状況

  • 予算に対する補助金申請額:GX志向型住宅55%、長期優良住宅・ZEH水準住宅28%、みらいエコ住宅2026事業のリフォーム5%です。
  • 注文住宅のZEH水準住宅:交付申請の予約は2026年8月17日で受付終了。交付申請は遅くとも2026年9月30日までです。ただし、予算上限に達した場合はその時点で終了します。
  • 注文住宅のGX志向型住宅・長期優良住宅:交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日、交付申請は遅くとも2026年12月31日までです。いずれも予算上限到達時は早期終了します。
  • GX志向型住宅のHEMS要件:建築確認申請書の提出日が2026年7月1日以降の場合、HEMSコントローラはJC-STAR★1以上の適合ラベル取得製品が必須です。IP通信機能を有する再生可能エネルギー・システムの構成機器にも同様の要件があります。
  • リフォーム:住宅省エネ2026キャンペーンでは、2026年7月31日から複数事業を利用する際のワンストップ対応が始まっています。

※予算に対する補助金申請額の割合は公式サイトで随時更新されています。本記事では2026年9月7日時点の公表値を記載しています。

2025年11月末、国土交通省と環境省から「みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)」の概要が公表されました。令和7年度補正予算・令和8年度当初予算等として総額2,500億円が措置され、新築の長期優良住宅・ZEH水準住宅に1,450億円、GX志向型住宅に750億円、リフォームに300億円の予算が設定されています。

2026年2月には事業の詳細をまとめた「みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)」の公式ホームページが公開され、その後、交付申請の受付開始、申請手引きの更新、GX志向型住宅のHEMS要件変更など、実際の申請に必要な情報が順次公表されています。本記事では、2026年9月7日時点の公式情報を踏まえて内容を更新しています。

物価やエネルギー価格が上がるなか、「どうせ建てるなら光熱費のかかりにくい家にしたい」という声は少なくありません。一方で、断熱性能や設備グレードを上げるほど建築費が膨らむのも事実です。この差を抑える選択肢のひとつが、みらいエコ住宅2026事業の補助金です。

この記事では、制度の基本から具体的な補助額、GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅の違い、既存住宅のリフォーム支援、そして埼玉での家づくりで意識したいポイントまで、専門用語をできるだけかみくだいて整理します。

みらいエコ住宅2026の補助金で建てる埼玉のGX志向型住宅イメージ

みらいエコ住宅2026事業で叶える高性能な注文住宅|子育て世帯への手厚い補助

みらいエコ」とは、正式名称を「みらいエコ住宅2026事業」といい、国土交通省・環境省を中心に、住宅省エネ2026キャンペーンを通じて経済産業省の関連事業とも連携する住宅の省エネ支援制度です。GX志向型住宅の新築や、長期優良住宅・ZEH水準住宅の新築、省エネリフォームなどに対して、一定の要件を満たすと補助金が交付されます。

この記事のポイント(結論)

  • みらいエコ住宅2026事業の目的と対象になる工事
  • 新築で最大125万円、リフォームで最大100万円の補助額の目安
  • GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅の違い
  • 注文住宅のZEH水準住宅は2026年9月30日が交付申請期限
  • 埼玉(狭山・所沢・川越など)で活かしやすい家づくりの考え方
  • 補助金を受け取りやすくする進め方とよくある質問

本記事では、アップルホームが主に家づくりをしている5・6地域(狭山市・所沢市・川越市・入間市・飯能市・日高市など)を中心に、補助金のポイントを解説します。

1. みらいエコ住宅2026事業(みらいエコ)とは?概要と対象工事

2050年カーボンニュートラルに向けた住宅のアップデート

みらいエコ住宅2026事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に寄与する良質な住宅ストックの形成を図り、物価高の影響を受けやすい住宅分野の省エネ投資を下支えするための補助制度です。断熱性能の高い住宅や高効率設備への投資を進めることで、家庭部門のエネルギー消費とCO2排出の削減につなげることが目的です。

制度の対象となるのは、次のような工事です。

  • GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅といった高性能な新築住宅(注文住宅・分譲住宅・賃貸住宅)の建設
  • 既存住宅の断熱改修や高効率設備の導入などを行う省エネリフォーム

いつの工事が対象になる?

補助対象となるのは、2025年11月28日以降に工事へ着手したものです。新築の場合は基礎工事への着手、リフォームの場合は対象となるリフォーム工事への着手が基準になります。

また、新築の対象住宅には以下のような条件があります。

  • 床面積が50m²以上240m²以下であること
  • 住宅の性能要件を満たし、必要な証明書等で確認できること
  • 土砂災害特別警戒区域など、制度上の立地等除外要件に該当しないこと

具体的な立地条件は計画地によって異なるため、土地が決まった段階でハザード情報と制度上の除外要件を建築会社と一緒に確認しておくことが重要です。

2026年9月時点の主な申請スケジュール

交付申請はすでに始まっています。主な受付スケジュールは次のとおりです。いずれも予算上限に達した場合は、期限前でも受付終了となります。

  • 注文住宅の新築:2026年3月31日から交付申請(予約を含む)の受付開始
  • 新築分譲住宅・賃貸住宅:2026年5月13日から受付開始
  • リフォーム:2026年6月30日から交付申請受付開始
  • 注文住宅のZEH水準住宅:交付申請の予約は2026年8月17日で受付終了、交付申請は遅くとも2026年9月30日まで
  • 注文住宅のGX志向型住宅・長期優良住宅など:交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日、交付申請は遅くとも2026年12月31日まで
  • 戸建住宅の完了報告:交付決定後から2027年7月31日まで

特に注文住宅のZEH水準住宅は他の新築区分より締切が早いため、2026年秋に利用を検討している方は注意が必要です。

みらいエコ住宅2026事業の対象となる新築・リフォームのイメージ図

新築とリフォームの両方を支援

2. 新築は最大125万円!補助額と対象世帯

新築住宅を建てる場合の補助額を整理してみましょう。みらいエコ住宅2026事業では、GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅の性能と、子育て世帯/若者夫婦世帯かどうかによって補助額が変わります。
※最大125万円の補助は1〜4地域に適用されます。アップルホームの施工エリアの多くを占める5・6地域(狭山市・所沢市・川越市・入間市・飯能市・日高市など)では、GX志向型住宅は原則110万円/戸です。

今回の制度で変わった2つのポイント

みらいエコ住宅2026事業は、「子育てエコホーム支援事業」「子育てグリーン住宅支援事業」と続いてきた省エネ住宅支援の流れをくむ制度です。直前の子育てグリーン住宅支援事業と比べると、補助額と地域区分の扱いが見直されています。

  • 新築向けの補助額が見直され、GX志向型住宅は一般地域で160万円から110万円へ変更された
  • 地域区分1〜4地域では、GX志向型住宅125万円、長期優良住宅80万円、ZEH水準住宅40万円と、5〜8地域より高い補助額が設定された

旧制度と補助額の比較(子育てグリーン住宅支援事業 → みらいエコ住宅2026)

直前の「子育てグリーン住宅支援事業」と、みらいエコ住宅2026事業の主な新築向け補助額を一覧にすると、次のようになります。

対象住宅 旧制度(子育てグリーン住宅支援事業)補助額
(一般地域)
みらいエコ住宅2026事業 補助額
(5〜8地域/1〜4地域)
差額(5〜8地域)
GX志向型住宅 160万円/戸 110万円/戸(125万円/戸:1〜4地域) 50万円の減額
長期優良住宅 80万円/戸 75万円/戸(80万円/戸:1〜4地域) 5万円の減額
ZEH水準住宅 40万円/戸 35万円/戸(40万円/戸:1〜4地域) 5万円の減額
建替前住宅等の除却加算 20万円/戸 20万円/戸 変更なし

※GX志向型住宅は建替前住宅等の除却加算の対象外です。補助額・対象条件は最新の公式サイトおよび交付申請の手引きをご確認ください。

GX志向型住宅は160万円 → 110万円(1〜4地域では125万円)と変更幅が大きい一方、長期優良住宅とZEH水準住宅は5〜8地域で各5万円の減額です。

また、2026年9月7日時点では、GX志向型住宅の補助金申請額は予算750億円に対して55%、長期優良住宅・ZEH水準住宅は予算1,450億円に対して28%です。いずれも予算上限に達すると受付が終了するため、制度を利用する場合は補助額だけでなく最新の予算執行状況も確認しておきましょう。

タイプ別に補助金額・対象世帯を比較

対象世帯 対象住宅 補助額(5〜8地域) 補助額(1〜4地域)
すべての世帯 GX志向型住宅 110万円/戸 125万円/戸
(建替前住宅等の除却加算はなし)
子育て世帯
または若者夫婦世帯
長期優良住宅 75万円/戸 80万円/戸
長期優良住宅+建替前住宅等の除却 95万円/戸 100万円/戸
子育て世帯
または若者夫婦世帯
ZEH水準住宅 35万円/戸 40万円/戸
ZEH水準住宅+建替前住宅等の除却 55万円/戸 60万円/戸

※正式な金額・対象条件・立地要件等は最新の事業要領をご確認ください。

子育て世帯・若者夫婦世帯の定義

長期優良住宅・ZEH水準住宅で補助を受ける場合の「子育て世帯」「若者夫婦世帯」には、制度上の年齢判定基準があります。

  • 子育て世帯:交付申請時点(予約を行う場合は予約提出時点)で子を有し、その子が原則として2007年4月2日以降に出生している世帯。なお、2026年3月31日までに建築着工した住宅では2006年4月2日以降に出生した子が対象です。
  • 若者夫婦世帯:交付申請時点(予約を行う場合は予約提出時点)で夫婦であり、夫または妻のいずれかが原則として1985年4月2日以降に出生している世帯。なお、2026年3月31日までに建築着工した住宅では1984年4月2日以降に出生していることが基準です。

単純に「申請時に18歳未満」「申請時に39歳以下」だけで判断するのではなく、制度上の基準日と出生年月日で確認する必要があります。

建替前住宅等の除却で+20万円の加算

子育て世帯・若者夫婦世帯が長期優良住宅またはZEH水準住宅を新築し、所定の条件を満たす建替前住宅等の除却を行う場合は、標準額に20万円/戸が加算されます。GX志向型住宅には、この除却加算はありません。

解体費用は建て替え時の負担になりやすいため、「建て替えるか、リノベーションするか」を比較する場合にも確認しておきたいポイントです。

地域区分 主な対象エリア(埼玉県内) GX志向型住宅
の補助上限
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4地域 秩父市(旧大滝村に限る) 最大125万円/戸 1〜4地域に含まれるエリア。埼玉県内では限定的なケースです。
5地域 秩父市の一部、飯能市、日高市、毛呂山町、越生町、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、美里町、神川町、寄居町など 最大110万円/戸 飯能市・日高市など、アップルホームの施工エリアの一部も含まれます。
6地域 さいたま市、川越市、熊谷市、川口市、所沢市、春日部市、狭山市、上尾市、越谷市、戸田市、入間市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、坂戸市、鶴ヶ島市、ふじみ野市など 最大110万円/戸 狭山市・所沢市・川越市・入間市など、アップルホームが多く家づくりをしているエリアが含まれます。

※上表は主なエリアを整理したものです。市町村合併前の区域によって地域区分が異なる場合があるため、実際の計画地は公式サイトの地域区分検索等でご確認ください。
※補助額はGX志向型住宅の新築の場合です。長期優良住宅・ZEH水準住宅やリフォームは条件・金額が異なります。

補助金を活用して新築した家の前に立つ家族のイメージ画像

子育て世帯への手厚い補助

GX志向型住宅とZEH水準住宅の金額シミュレーション

下の表は、UA値0.55W/m²KのZEH水準住宅と、UA値0.44W/m²KのGX志向型住宅を比較したシミュレーション例です。みらいエコ住宅2026事業の補助金上限はGX志向型住宅で110万円(5〜8地域の場合)とし、光熱費の削減効果も合わせて試算しています。

項目 ZEH水準住宅
(UA=0.55W/m²K)
GX志向型住宅
(UA=0.44W/m²K)
想定条件 延床約100m²/4人家族/オール電化・高効率設備/埼玉県6地域相当の気候条件
UA値 0.55W/m²K(ZEH水準) 0.44W/m²K(GX志向型)
年間光熱費の想定 約26.2万円/年 約23.1万円/年
年間光熱費削減額 約3.1万円/年 削減
(ZEH水準比 約11.9%削減想定)
10年間の光熱費削減額 約31万円/10年 削減
みらいエコ住宅2026
補助金上限額
最大35万円
(ZEH水準住宅・5〜8地域、除却加算なし)
最大110万円
(GX志向型住宅・5〜8地域)
補助金+
10年間光熱費メリット
最大約35万円相当
(補助金のみ)
最大約141万円相当
(補助金110万円+光熱費削減約31万円)
ZEH水準住宅との差 10年間で約106万円
(141万円 − 35万円)

※上記は2025年11月19日外皮性能計算ルートにて算出したシミュレーション結果であり、電気・ガス単価、家族人数、設備仕様、ライフスタイルによって数値は大きく変動する場合があります。
※GX志向型住宅の補助金上限額は、5〜8地域の場合110万円/戸、1〜4地域では125万円/戸です。
埼玉県は一部を除き5・6地域に該当します。

3. GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅の違い

みらいエコ住宅2026事業を上手に使うには、「GX志向型住宅」「長期優良住宅」「ZEH水準住宅」の違いを押さえておくことが大切です。性能レベルと暮らし方のイメージを順番に見ていきましょう。

GX志向型住宅:高い省エネ性能を求める住宅

GX志向型住宅は、ZEH水準を大きく上回る省エネ性能を求められる住宅です。断熱性能は断熱等性能等級6以上、再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量の削減率は35%以上が求められます。

さらに、太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用し、地域条件に応じて原則100%以上などの一次エネルギー消費量削減が必要です。また、高度エネルギーマネジメントシステム(HEMS)の導入も要件となります。

2026年7月1日以降に建築確認申請書を提出するGX志向型住宅では、HEMSコントローラについてJC-STAR★1以上の適合ラベルを取得した製品であることが必須要件になりました。また、再生可能エネルギー・システムを導入し、その構成機器がIP通信機能を持つ場合は、対象となる機器についてもJC-STAR★1以上の適合が必要です。設備を選ぶ際は、単にHEMS対応かどうかだけでなく、対象製品の適合状況まで確認する必要があります。

光熱費を抑えやすい高性能住宅を希望する方や、長期的な省エネ性を重視する方にとって有力な選択肢です。

長期優良住宅:総合力に優れたバランスタイプ

長期優良住宅は、断熱性能だけでなく、耐震性・耐久性・維持管理のしやすさなど、住まいの総合的な品質について認定を受ける住宅です。省エネ性能についても一定の基準を満たす必要があります。

長く住み続けられる性能や維持管理性を重視したいご家庭には、検討しやすい住宅区分です。

ZEH水準住宅:省エネ住宅の基本となる性能

ZEH水準住宅は、一定以上の断熱性能と一次エネルギー消費量削減性能を満たした住宅です。みらいエコ住宅2026事業では、子育て世帯・若者夫婦世帯が対象となります。

なお、注文住宅のZEH水準住宅については、2026年8月17日で交付申請の予約受付が終了し、交付申請も2026年9月30日までとなっています。これから制度利用を検討する場合は、建築事業者へ対象可否と申請スケジュールを早めに確認してください。

どのグレードを選ぶのが良い?

住宅性能は、補助金の額だけで決めるものではありません。建築費、断熱・省エネ性能、太陽光発電やHEMSの設備費、将来の光熱費、家族の暮らし方などを合わせて比較することが大切です。

4. 既存住宅の省エネリフォームも対象|最大100万円

みらいエコ住宅2026事業では、既存住宅を性能アップさせるリフォームも支援されています。住宅の建築時期と、改修後にどの省エネ基準まで引き上げるかによって補助上限額が異なります。

現在の住宅性能 改修後の目標 補助上限額
平成4年基準を
満たさない住宅
(平成3年以前など)
平成28年基準相当に
達する改修
上限:100万円/戸
同上 平成11年基準相当に
達する改修
上限:50万円/戸
平成11年基準を
満たさない住宅
(平成10年以前など)
平成28年基準相当に
達する改修
上限:80万円/戸
同上 平成11年基準相当に
達する改修
上限:40万円/戸

※補助額は対象工事ごとに定められた補助額の合計で算出し、住宅の建築時期・改修内容等に応じた上限額まで利用できます。

必須工事と附帯工事のイメージ

リフォームでは、住宅の省エネ性能を引き上げるための断熱改修等を組み合わせることが重要です。

  • 窓・ドアなど開口部の断熱改修
  • 外壁・屋根・天井・床などの断熱改修
  • 高効率給湯器などのエコ住宅設備の設置

対象となる必須工事の組み合わせを満たしたうえで、子育て対応改修やバリアフリー改修などが附帯工事として補助対象になる場合があります。

例えば既存の戸建住宅で、窓の断熱改修、床・壁等の断熱改修、高効率給湯器への交換をまとめて行うなど、住宅全体の省エネ性能を見ながら工事内容を検討します。

内窓を設置したリフォーム後のリビング写真

窓の断熱改修は体感温度に直結

住宅省エネ2026キャンペーンのワンストップ対応が開始

みらいエコ住宅2026事業は、「先進的窓リノベ2026事業」「給湯省エネ2026事業」「賃貸集合給湯省エネ2026事業」とともに、「住宅省エネ2026キャンペーン」として案内されています。

2026年7月31日からは、リフォームの交付申請でワンストップ対応が開始されました。同一の工事請負契約に基づき複数事業を利用する場合、提出済みの申請情報や書類の一部を複製して、別事業の交付申請を作成できます。

ただし、過年度のワンストップ申請とは仕組みが異なり、複数事業の交付申請を自動で一括作成したり、最も有利な補助額へ自動的に振り替えたりする機能ではありません。事業ごとの対象工事・補助額・重複申請の可否を確認する必要があります。

住宅省エネ2026キャンペーン公式サイトへのバナー

2026年9月7日時点で、みらいエコ住宅2026事業のリフォーム分は予算に対する補助金申請額が5%です。一方、先進的窓リノベ2026事業や給湯省エネ2026事業では、それぞれ別の予算で申請が進んでいます。複数制度を利用する場合は、工事内容ごとにどの制度へ申請するかを施工会社と整理しましょう。

5. 埼玉でみらいエコ住宅2026を活かす家づくりのポイント

埼玉の気候と高断熱住宅の相性

狭山市・所沢市・川越市・入間市などの埼玉西部エリアでは、夏の暑さと冬の冷え込みの両方を考慮した住宅性能が重要です。断熱性能を高め、日射取得・日射遮蔽、空調計画まで合わせて検討することで、室温を安定させやすくなります。

性能値だけを見るのではなく、窓の位置や大きさ、方位、庇・軒、空調設備などを含めて計画することが、実際の暮らしやすさにつながります。

土地条件を踏まえた設計で性能を引き出す

性能の高い住宅ほど、土地の条件を活かした設計かどうかも重要です。

  • 南側の日射を冬に取り込み、夏は軒や庇などで日射を抑える
  • 隣家との距離や高さ関係を確認して、採光・通風・プライバシーを調整する
  • 高低差や道路条件、太陽光発電を設置する屋根の方向などを土地選びの段階から確認する

みらいエコ住宅2026の性能要件は数値で示されますが、実際の住み心地は設計・施工・設備計画を含めた住まい全体で決まります。補助金の対象になるかどうかだけでなく、家族の暮らしに合う性能を確認しましょう。

大きな窓から光が入る高断熱LDK

埼玉の気候に合わせた窓計画が重要

6. 補助金を受け取りやすくする家づくりの進め方

① 土地探しの段階から建築会社に相談する

みらいエコ住宅2026事業では立地等の除外要件があります。土地購入後に制度対象外だと分かることを避けるためにも、土地探しの初期段階から建築会社へ相談することが重要です。ハザード情報や建築条件、太陽光発電との相性などを確認しながら土地を比較します。

② 性能目標(GX・長期優良・ZEH水準)を早めに決める

間取りの打ち合わせが進んでから性能グレードを変えると、窓・断熱仕様・設備計画などに変更が必要になる場合があります。家づくりの初期に「GX志向型住宅を目指すのか」「長期優良住宅にするのか」「ZEH水準住宅で進めるのか」を整理しておくとスムーズです。

③ 認定・評価に必要な書類を余裕を持って準備

長期優良住宅やZEH水準住宅、GX志向型住宅として申請する場合、住宅性能を確認するための証明書や各種申請書類が必要です。GX志向型住宅ではHEMSや再生可能エネルギー設備に関する要件もあるため、対象製品を含めて設計初期から確認しておきましょう。

④ 補助金の残予算と申請期限を確認する

みらいエコ住宅2026事業は、各区分の補助金申請額が予算上限に達すると受付が終了します。2026年9月7日時点では、GX志向型住宅55%、長期優良住宅・ZEH水準住宅28%まで申請が進んでいます。

特に注文住宅のZEH水準住宅は、すでに予約受付が終了しており、交付申請も2026年9月30日までです。GX志向型住宅・長期優良住宅についても、予算上限または期限のいずれか早い時点で受付終了となるため、建築事業者と申請状況を共有しながら進めてください。

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7. よくある質問Q&A

みらいエコ(みらいエコ住宅2026事業)とはどんな制度ですか?
みらいエコ住宅2026事業は、国土交通省・環境省を中心に実施する住宅の省エネ支援制度です。GX志向型住宅や長期優良住宅、ZEH水準住宅の新築、省エネリフォームなどを対象に補助金が交付されます。
みらいエコ住宅2026事業の補助金はいつまで利用できますか?
注文住宅のZEH水準住宅は、交付申請の予約が2026年8月17日で終了し、交付申請は遅くとも2026年9月30日までです。GX志向型住宅や長期優良住宅など、注文住宅のZEH水準住宅以外は、交付申請の予約が遅くとも2026年11月16日、交付申請が遅くとも2026年12月31日までです。ただし、いずれも予算上限に達した場合はその時点で受付終了となります。
GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅はどう違いますか?
GX志向型住宅はZEH水準を大きく上回る省エネ性能に加え、再生可能エネルギーやHEMSなどの要件があります。長期優良住宅は耐震性・耐久性・維持管理性などを含む認定住宅、ZEH水準住宅は一定以上の断熱・省エネ性能を備えた住宅です。みらいエコ住宅2026事業では、GX志向型住宅はすべての世帯、長期優良住宅・ZEH水準住宅は子育て世帯または若者夫婦世帯が対象です。
埼玉で注文住宅を建てる場合、補助金申請は誰が行いますか?
建築主が国へ直接申請するのではなく、事前に「みらいエコ住宅事業者」として登録された建築事業者が、住宅省エネポータルを通じて交付申請等の手続きを行います。建築主は必要な書類の準備など、建築事業者の申請手続きに協力します。
みらいエコ住宅2026と、自治体独自の補助金は併用できますか?
自治体独自の制度でも、国費が充当されている補助制度は住宅省エネ2026キャンペーンの各事業と併用できない場合があります。また、同じ工事費への重複補助が認められないケースもあります。利用予定の自治体制度ごとに、財源・併用条件を確認してください。
土地がまだ決まっていなくても、補助金を見据えて相談できますか?
はい。土地が決まる前から、地域区分、立地等除外要件、太陽光発電の設置条件などを確認しながら、GX志向型住宅・ZEH水準住宅・長期優良住宅のどれを目指すか整理できます。土地購入前から建物性能と補助金を同時に検討することで、計画を進めやすくなります。

8. アップルホームでできるGX志向型住宅・ZEH水準住宅の家づくり

アップルホームでは、みらいエコ住宅2026事業の対象となる高性能住宅を検討しながら、敷地条件・予算・暮らし方に合わせて住宅仕様をご提案しています。

  • WELL+:自然素材と高断熱・高気密を組み合わせた注文住宅
  • R+house:建築家とつくるデザイン住宅。性能と設計の両立を重視した住まい
  • テクノストラクチャー:木と鉄を組み合わせた構造で、大空間や大開口にも対応しやすい住宅
  • リフォーム&リノベーション:窓の断熱改修から住宅全体の性能向上まで、住宅省エネ2026キャンペーンの対象制度を確認しながらご提案

補助金は住宅を選ぶための一つの判断材料です。対象可否だけでなく、家族の暮らしや敷地条件、建築費、将来の光熱費を含めて比較することが大切です。

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「実際の暮らし心地を知りたい」という方は、アップルホームで注文住宅を建てられた方のインタビューもぜひご覧ください。

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アップルホームは埼玉県SDGsパートナーとして、持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、事業を通じて社会・経済・環境の調和ある発展に貢献しています。省エネ性能を重視した住まいづくりを通じて、暮らしやすさと環境負荷の低減を両立できる住宅をご提案します。

アップルホームのSDGsへの取り組み

関連リンク

※本記事は2026年9月7日時点の国土交通省・環境省・住宅省エネ2026キャンペーン等の公表情報をもとに更新しています。予算に対する補助金申請額、受付状況、対象製品、申請要件等は今後も変更される可能性があります。実際に申請される際は、最新の公式情報と担当の建築事業者の案内をご確認ください。

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