リフォーム

2026.03.20

狭山市で竣工撮影|収納と動線を見直した2階LDKリノベの住まい事例

狭山市のリノベーション後のダイニングカウンターとワークスペース

食事も作業もこなしやすい、カウンターとワークスペースを備えた2階LDKです。

狭山市で竣工した今回のリノベーションは、収納を増やすだけでなく、使う場所にしまえる流れまで整えた住まいに。1階と2階の役割を入れ替えることで、家事のしやすさと家族の暮らしやすさがすっきり見えてくる計画になっています。

先日、狭山市のリノベーション工事が竣工したお住まいへ撮影に行ってきました。もともとは1階がLDK、2階が寝室だった住まいを、今回の工事で1階は寝室+浴室・ランドリー・ファミリークローゼット、そして2階はLDKへと大きく配置換え。写真を撮りながら感じたのは、見た目の新しさだけではなく、毎日の動きがとても素直に整理されていることでした。

特に印象的だったのは、衣類や日用品、ストック品などが増えやすいご家族の暮らしに合わせて、収納スペースと動線がセットで計画されている点です。今回は、竣工写真とともに、この住まいの見どころを撮影目線も交えながらご紹介します。

結論(先に3行で)

  • 1階に寝室・水まわり・ランドリー・ファミリークローゼットをまとめることで、朝夜の身支度と洗濯動線が短く整っています。
  • 2階LDKはキッチン、カウンター、可動棚を近くに置き、食事・作業・片付けがつながる空間になっていました。
  • ただし収納は広さだけでなく、何をどこで使うかまで決めておかないと、せっかくの間取り変更が活きにくくなります。

今回のリノベーションはどんな住まい?

今回のお住まいは、間取りを少し整えるというより、暮らしの重心そのものを入れ替えるリノベーションでした。撮影前に動線を確認しながら室内を回ってみると、1階は「休む・洗う・しまう」ためのフロア、2階は「食べる・過ごす・集まる」ためのフロアとして役割がはっきり分かれています。こうした整理ができている住まいは、写真でも空間の意図が伝わりやすく、完成後の暮らしもイメージしやすいのが特長です。

1階と2階の役割を入れ替えた間取り変更

もともとは1階がLDK、2階が寝室だった住まいですが、今回の工事ではその考え方を大きく見直しました。1階には寝室、浴室、ランドリー、ファミリークローゼットをまとめ、2階にはLDKを配置。単純に「上下を入れ替えた」というより、朝と夜に使う機能を1階に集約し、日中に家族が集まる場所を2階に上げたという印象です。

この考え方の良さは、暮らしの場面ごとに必要な動きが整理されることです。起きる、着替える、洗濯する、しまう、入浴するという流れが1階でまとまり、2階では食事、会話、作業、くつろぎが完結しやすくなります。家の中での役割分担が見えるため、家族それぞれが片付けや家事に参加しやすくなるのも大きな魅力だと感じました。

テーマは「収納スペース」と「動線」

今回の住まいで軸になっていたのは、収納を増やすことそのものではなく、物が自然に戻る場所を動線の中に組み込むことでした。衣類、タオル、洗剤、ストック品、日用品、仕事や勉強で使うものなど、家の中には細かい物が想像以上にあります。収納計画がうまくいかないと、どれだけ広さがあっても、結局はダイニングやカウンターの上に物が溜まりやすくなります。

その点、このお住まいはランドリーの可動棚、ファミリークローゼットのハンガーパイプ、2階LDKのカウンターや壁面棚など、収納の種類が用途ごとに整理されていました。撮影していても「ここにこれを置くのだろうな」という使い方が想像しやすく、完成直後のきれいさだけではない、暮らし始めてからの安定感を感じる住まいでした。

写真から見えた、暮らしやすさの判断基準

完成写真を見るとき、ついデザインや設備の新しさに目が向きがちですが、実際の暮らしやすさは別のところに表れます。今回の撮影で「これは良いな」と感じた判断基準は、次の3点でした。

  • 収納が使う場所の近くにあるか
  • 洗う・干す・しまうの流れに無理がないか
  • 家族が集まる2階LDKに、作業と片付けの居場所が用意されているか

収納は量よりも「使う場所との距離」

狭山市のリノベーション後の寝室クローゼット収納

寝室に隣接して設けたクローゼットは、衣類をすっきり整理しやすい収納空間です。

収納計画というと、まず「どのくらい入るか」に目が向きます。ただ、実際には容量よりも、使う場所からどれくらい近いかの方が、片付けやすさを左右します。今回の寝室クローゼットは、寝室に隣接していることで衣類の出し入れがしやすく、毎日の身支度をスムーズにしやすい配置になっていました。

また、壁面にオープン棚やハンガーパイプを組み合わせているので、「畳んでしまう物」「掛けておきたい物」「よく使う物」を分けやすいのもポイントです。収納は扉付きだけが正解ではありません。あえて見える収納を一部入れることで、家族それぞれが戻しやすくなることもあります。物が多くなりやすいご家庭ほど、こうした細かな使い分けが効いてきます。

ランドリーとファミリークローゼットは一直線が強い

狭山市のリノベーション後の洗面ランドリールームと収納棚

洗面台と乾燥機、収納棚をまとめて、家事動線を整えたランドリースペースです。


狭山市のリノベーション後のウォークスルー型ファミリークローゼット

通り抜けしながら使える動線で、収納と移動のしやすさを両立したクローゼットです。

今回の撮影で特に印象に残ったのが、ランドリーまわりの計画です。洗面台の横に可動棚、衣類乾燥機まわりの作業スペース、室内干しを想定したバー、そしてその先にファミリークローゼットがつながる構成になっており、洗濯の一連の動作が短い距離で完結しやすい計画でした。

洗濯は毎日のことだからこそ、少しの移動でも積み重なると大きな負担になります。1階にランドリーとファミリークローゼットがまとまっていると、「洗う」「乾かす」「畳む」「しまう」を別の階で繰り返さなくて済みます。特に家族の人数が多かったり、着替えや部活着、タオル類が多かったりするご家庭では、この差がそのまま家事のラクさにつながります。

さらに、棚が固定ではなく可動式になっているため、暮らし方の変化にも対応しやすいのが良いところです。お子さまの成長や季節物の量に合わせて高さを調整できるため、「今は便利だけれど数年後に使いにくい」という失敗も起こりにくくなります。

2階LDKは作業スペースと居場所づくりが鍵

狭山市のリノベーション後の対面キッチンとダイニングカウンター

対面キッチンとカウンターを組み合わせ、配膳や片付けがしやすい空間に仕上げました。


狭山市のリノベーション後の2階LDKに設けたワークスペースと可動棚

作業スペースと収納をひとまとめにした、使い勝手のよいワークコーナーです。


狭山市のリノベーション後の2階キッチンとLDKのつながり

2階に配置したキッチンは、LDK全体を見渡しやすい開放的なレイアウトです。


狭山市のリノベーション後の2階リビングとアクセントクロス

落ち着いたアクセントクロスが空間を引き締める、くつろぎのリビングです。

2階LDKは、明るさや開放感を取り込みやすい一方で、ただ広いだけでは使いにくくなることがあります。今回の住まいで良かったのは、キッチンのそばにカウンターやワークスペース、壁面棚があり、食事・家事・作業・片付けの居場所が近くに集まっていることでした。

例えば、カウンターは食事をする場所としてだけでなく、お子さまの宿題やちょっとした書き物、レシピ確認、家計の整理にも使いやすい形です。キッチンから目が届く位置にあるので、家事をしながら家族の気配を感じやすいのも魅力です。また、壁面棚が近くにあることで、文具や書類、日用品の一時置きが発生しても、すぐに戻しやすい流れができています。

リビング側は、ダークなアクセントクロスがほどよく空間を引き締め、くつろぐ場所としての落ち着きも感じられました。2階LDKというと「食事をする場所」だけに意識が寄りがちですが、今回の計画では、家族が長い時間を過ごす場所としての使い分けまで丁寧に考えられていると感じます。

「1階と2階の使い方を見直したい」「ランドリーとファミリークローゼットを近づけたい」「物が多くても片付きやすい住まいにしたい」など、計画段階でもお気軽にご相談ください。現地の状況とご家族の暮らし方を整理しながら、無理のない進め方をご提案いたします。

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リノベ前後を比べると何が変わる?

今回のリノベーションは、設備を新しくしただけではありません。暮らしの流れをどう整えるかという視点で見ると、リノベ前後の違いがよりはっきり見えてきます。

  • リノベ前:1階にLDK、2階に寝室
  • リノベ後:1階に寝室・浴室・ランドリー・ファミリークローゼット、2階にLDK

1階LDK+2階寝室からどう変わったか

従来の1階LDK・2階寝室という間取りは、一般的でイメージしやすい反面、収納や洗濯動線が分散しやすいことがあります。特に物が多くなりやすいご家庭では、洗濯物を干したあとに各部屋へ運ぶ、季節物を別の場所へしまう、ストック品を空いている場所へ置く、といった小さな動きが増えがちです。

今回のように1階へ寝室、水まわり、ランドリー、ファミリークローゼットを集めると、夜の準備から朝の身支度までが1フロアで済みやすくなります。一方、2階LDKは食事や団らん、作業の場として役割を明確にできるため、生活の時間帯ごとに空間の使い分けがしやすくなります。つまり、間取りの変更は見た目の変化以上に、家の使い方そのものを整える効果があるということです。

今回の配置換えで得られたメリット

今回の住まいで感じたメリットは大きく3つあります。ひとつ目は、洗濯と収納が近いこと。これは毎日効いてくる大きな利点です。ふたつ目は、1階に休息や身支度の機能がまとまり、夜の過ごし方が落ち着きやすいこと。三つ目は、2階LDKに家族の居場所を集めることで、食事、会話、作業が自然につながることです。

さらに、キッチンまわりの棚やカウンターが充実しているので、「2階LDKにしたけれど収納が足りない」というよくある不満も起こりにくそうです。単に収納量を増やしたのではなく、どの階に何を置くかまで考えられているため、住み始めたあとも整った状態を保ちやすいと感じました。

事前に考えておきたい注意点

もちろん、1階と2階の役割を入れ替えるリノベーションには、事前に考えておきたい点もあります。たとえば、2階LDKは買い物後の荷物運びやゴミ出しの動き、夏場の温熱環境、家電や日用品の置き場などをあらかじめ整理しておくことが大切です。ここを曖昧にしたまま進めると、完成後に「思ったより移動が多い」と感じることがあります。

ただし、今回のようにカウンター、棚、収納スペースをキッチンの近くに計画し、1階側にランドリーと衣類収納をまとめておくと、階をまたぐ移動の種類を分けやすくなります。大切なのは、全部の動きを完璧に短くすることではなく、毎日繰り返す動きを優先して短くすることです。その考え方が、今回の住まいにはしっかり表れていました。

収納と動線で失敗しないための3つの対策

収納と動線をテーマにしたリノベーションでは、広さや見た目だけで判断すると後悔しやすくなります。ここでは、よくある失敗と、その対策を3つに分けて整理します。

収納量だけを追ってしまう

失敗:収納を増やしたのに、結局テーブルやカウンターの上に物が残ってしまう。
原因:「何をどこで使うか」が決まらないまま、広さだけで収納を計画してしまうためです。
対策:衣類、日用品、書類、食品ストックなど、物の種類ごとに使う場所を先に整理し、その近くへ収納をつくることが大切です。今回の住まいのように、ランドリーの近くに衣類収納、LDKの近くに作業用の棚を配置すると、散らかりにくくなります。

洗濯動線の途中に仮置きが増える

失敗:ランドリールームをつくったのに、洗濯物を畳む場所や一時置きの場所がなく、別室へ持っていく回数が増えてしまう。
原因:乾かす場所だけに意識が向き、その後の「しまう」までの流れが抜けているからです。
対策:ランドリーの中や隣接スペースに棚、カウンター、クローゼットを組み合わせて、洗濯の工程をなるべく同じエリアに収めることが有効です。今回の計画は、まさにその考え方が形になっていました。

2階LDKにしても片付く仕組みがない

失敗:2階LDKにしたことで開放感は出たものの、日用品や書類、仕事道具の置き場が不足して生活感が出やすくなる。
原因:LDKを「食事とくつろぎの場」とだけ捉え、作業や一時置きの場所まで計画していないためです。
対策:キッチン近くのカウンター、壁面棚、可動収納などを組み合わせて、家族が使う小物の定位置をつくることが重要です。今回の2階LDKは、居場所の数がしっかり用意されているので、片付けも習慣化しやすいと感じました。

よくあるご質問

1階を寝室+水まわり、2階をLDKにする間取り変更は珍しいですか?
珍しいというより、暮らし方に合わせて選ばれるリノベーションのひとつです。朝晩に使う機能を1階へ集めると、身支度や洗濯の流れが短くなり、生活リズムを整えやすくなります。
収納が多い家族は、どこから計画するとよいですか?
まずは物の量よりも、どこで何を使うかを整理するのがおすすめです。衣類、日用品、食品ストック、書類などを使う場所ごとに分けて考えると、収納の位置と必要量が見えやすくなります。
ランドリーとファミリークローゼットは近い方がいいですか?
毎日の洗濯をラクにしたい場合は、近い方が効果を感じやすいです。洗う、乾かす、畳む、しまうが同じエリアで完結しやすくなり、移動や仮置きの回数を減らしやすくなります。
2階LDKにすると、暑さや荷物運びは大変ではありませんか?
計画次第で負担は変わります。収納の位置やキッチンまわりの棚計画、窓や空調の考え方を整理しておくことで、2階LDKの明るさや開放感を活かしながら、使いやすさを高めることができます。
狭山市で戸建てリノベーションの相談はできますか?
はい、可能です。アップルホームでは狭山市をはじめ埼玉県西部エリアで、間取り変更を伴う戸建てリノベーションや収納計画、水まわり改修のご相談に対応しています。

関連リンク・ご相談先

今回のように、収納と動線を整理しながら暮らし方を見直すリノベーションは、完成写真だけでも多くのヒントがあります。似た事例を見てみたい方や、ご自宅でも間取り変更を検討したい方は、下記ページもあわせてご覧ください。

「1階と2階の使い方を見直したい」「ランドリーとファミリークローゼットを近づけたい」「物が多くても片付きやすい住まいにしたい」など、計画段階でもお気軽にご相談ください。現地の状況とご家族の暮らし方を整理しながら、無理のない進め方をご提案いたします。

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