総合

2025.10.07

【移転レポート】アップルホームが運営する「埼玉ブリエ日本語学校」が狭山市入間川へ。新校舎の見どころと地域への広がり

※今回は住宅の設計やリフォームの話題ではありません。アップルホームが地域で運営する教育施設についてのレポートです。

アップルホーム 日本語学校|狭山市入間川の新校舎外観

地域と学びをつなぐ新拠点ができました

「住まいづくり」を担う企業が「ことばの学び場」を運営する——一見、分野の異なる取り組みに感じられるかもしれません。しかし、暮らしの基盤を支えるという視点に立つと両者はしっかりと地続きです。アップルホームが運営する埼玉ブリエ日本語学校は、地域社会の多文化共生を後押しし、働く・暮らす・学ぶを結ぶ役割を果たしてきました。このたび同校が狭山市入間川エリアへ移転。広く明るい校舎に生まれ変わったと聞き、現地を撮影させていただきました。

移転の概要と、選ばれた場所の価値

まずお伝えしたいのは、今回の移転によって学びの質と利便性が一段と高まったことです。交差点に面した見通しのよい立地は、初めて訪れる方でも迷いづらく、周辺に生活利便施設が集まるため、学習前後の時間を過ごしやすいのが特徴。窓面が広く確保された建物は自然光を取り入れやすく、室内環境の快適性にも寄与しています。

所在地・MAP:埼玉ブリエ日本語学校(運営:アップルホーム)
公式サイト:https://www.saitama-briller-jls.jp/
Googleマップ:地図で見る

撮影は学校の許可を得て、授業時間外に実施。個人が特定される対象は写っていません。

アクセスの印象

入間川エリアの主要道路沿いに位置するため、視認性が高く、来訪者の誘導がスムーズです。通学路は歩道が広く見通しも良好。建物前面のガラス面からは街路樹や空がよく見え、心理的にも開放感のあるアプローチがつくられています。

校舎屋上から眺めた狭山市入間川の街並み

新校舎の見どころ10選

教室や事務室、共用部の細かな使い勝手は、学びの体験を左右します。ここからは、実際に歩いてわかった注目ポイントを写真とともにお伝えします。どの項目もアップルホーム日本語学校の取り組みらしく、清潔感・安全性・居心地の三拍子が整っていました。

1)外観:街に開かれたガラス面と、分かりやすいエントランス

交差点角に立つ建物は、長い窓列が印象的。外から教室の明かりがほのかに感じられ、地域に対して開いた雰囲気を醸成します。入口は庇が深く、雨天時の出入りもスムーズ。段差が少なく、荷物の多い登下校でも安心です。

街に開かれたガラス面と、分かりやすいエントランス

2)入口の打ち合わせスペース:初めての来校も安心

1階エントランスには来客用の簡易ラウンジを併設。初回相談や手続きの待ち時間を落ち着いて過ごせます。視認性の高い案内表示があり、学校案内や配布資料を手に取りやすい配置でした。

埼玉ブリエ日本語学校 入口の打ち合わせスペース

3)1階事務室:学習を支える“基地”は明るく機能的

事務室は縦長の一室に島型デスクを配置。天井のライン照明が均一に明るさを確保し、スタッフ同士の声が届きやすい距離感です。複合機や収納の位置も動線に沿って無理がなく、来客対応カウンターから各席が見通せるため、学生・来訪者の問い合わせに素早く応えられます。

明るく機能的な1階事務室の様子

4)2階A教室:視線と声が届く、ほどよい奥行き

標準サイズの教室。机の天板は木目調で視覚的な温かみがあり、白い壁・天井とメリハリをつくります。空調機と天井埋め込み換気の併用で、授業中も空気がこもりにくいのが好印象。前方のホワイトボードは十分な横幅があり、文法・語彙・板書の同時展開も行いやすそうです。

2階A教室の全景とホワイトボード

5)2階B教室:前後の通路が広く、グループ学習に対応

机はキャスター付きでレイアウト変更が容易。前後通路が広いためペアワークや発表の移動がスムーズです。電源アクセスホールが天板に用意され、オンライン教材の併用やプロジェクター設置にも柔軟に対応できるつくりでした。

グループ学習に対応する2階B教室の机配置

6)2階C教室:集中しやすい縦長空間

やや奥行きのある縦長教室は、声の反響と視線の通りを考えた配置。中規模クラスに向いており、後方席からも前面が見やすい照明計画です。壁際に掲示スペースを確保し、作品や告知を貼り替えやすい「余白」も確保されています。

集中しやすい縦長レイアウトの2階C教室

7)2階面談室:安心して話せる半個室

大きな窓と目隠しパネルのバランスで、明るさとプライバシーを両立。留学生の進路相談や面談、地域連携の打ち合わせなど、さまざまな場面を想定した配置になっていました。

プライバシーに配慮した2階面談室

8)2階廊下:ガラス越しに広がる街景

南面の連続窓から自然光が入り、移動そのものが気持ちよく感じられます。教室側の木製建具がやわらかい印象を与え、学びの場でありながら温かみのある雰囲気でした。

連続窓が明るい2階の廊下

9)3階トイレ:清潔感と使いやすさを両立

区画ごとにしっかりした壁と扉で仕切られ、照明も均質。床・壁ともに明るい色調で、清掃性に配慮された素材が採用されています。日常の使い勝手は学びの質に直結するため、ここが整っているのはうれしいポイントです。

明るく清潔な3階トイレ

10)屋上からの眺望:学びが街とつながる風景

屋上から望む入間川エリアは、住宅地と商業エリア、緑地がバランスよく広がる景観。学内イベントや撮影の背景としても、街のスケール感を感じられる場所です。

屋上から見た狭山市入間川の広域眺望

学びの体験を支える環境設計

教室環境は、集中力・定着率・健康に直結します。新校舎は光・温熱・音のバランスを丁寧に整え、学ぶ人の身体負荷をできるだけ小さくする工夫が随所に見られました。広い窓からの採光は内装の明度に合わせて拡散され、机上面の反射を抑えつつ視認性を確保。空調は天井カセット型と循環ファンを併用し、席による温度ムラを低減します。天井の吸音性素材は、発音練習や対話が多い日本語教育に適した選択。結果的に、教員の声が通りやすく、学生同士のやりとりも心地よく響きます。

安全・清潔への配慮

出入口の視認性、廊下の幅員、衛生設備の清潔感など、日常の安心は細部の積み重ねから生まれます。誘導サインは必要十分で、避難経路は直線的。トイレの清掃性が高い仕上げと個室の適度な奥行きは、安心して通える学校の象徴と言えるでしょう。撮影は許可制で、個人が特定されない配慮のもと行っています。

地域とつながる日本語学校として

埼玉ブリエ日本語学校は、留学生や在住外国人の日本語学習を支えるだけでなく、地域イベントやボランティアとの協働を通じて街に開かれた存在を目指しています。たとえば季節の交流会や日本文化の体験ワークショップ、地域企業とのキャリア支援など。こうした活動は、学ぶ人にとっては実践の場となり、地域にとっては多文化共生の土壌づくりにつながります。校舎全体の明るくオープンな雰囲気は、その理念を空間から後押ししているようでした。

なぜ住宅会社が日本語学校を?——アップルホームの視点

「安心して暮らせる社会」を支えるために必要なのは、器としての住まいだけではありません。言葉や文化の壁を越えて地域の一員として暮らせることも等しく大切です。アップルホームは、家づくりで培った安全性への眼差し、空間の居心地を高めるノウハウ、地域のネットワークを活かし、教育分野にもコミットしています。アップルホーム日本語学校という組み合わせは、暮らしを包括的に支えるための自然な挑戦だと私たちは考えます。

狭山市入間川で学ぶ・暮らす魅力

落ち着いた住宅地と生活利便施設が同居する入間川エリアは、通学・アルバイト・日常生活の動線をコンパクトにまとめやすいのが魅力です。街路が整い、日中は人の往来もほどよく、初めて日本で暮らす学生にとって安心できる雰囲気。少し歩けば緑や川の気配も感じられ、休日のリフレッシュにもうれしい環境です。校舎の窓から差し込む自然光と街の景色は、学習の合間の気分転換にも一役買ってくれるはずです。

撮影メモ:家具・内装のディテール

机や椅子は軽やかで扱いやすく、樹脂シェル+スチール脚のチェアは腰の落ち着きがよく長時間の授業にもフィット。木目天板は視覚的コントラストをつくり、ノートの文字が読みやすいのが特長です。床の仕上げは耐久性と清掃性を両立。廊下の木製建具は温かみを添え、校舎全体のトーンをまとめています。日本語教育で重要な“発音”の聞き取りを助けるための音環境づくりも印象的でした。

見学・お問い合わせ

学習内容や入学手続き、授業見学などの詳細は、学校公式サイトから最新情報をご確認ください。迷いや不安が少しでも解消できるよう、スタッフの皆さんがていねいに対応してくれます。

埼玉ブリエ日本語学校 公式サイトを見る
地図・アクセス(Googleマップ)

Q&A:よくある質問

Q1. 埼玉ブリエ日本語学校の新校舎はどこにありますか?
A. 埼玉県狭山市入間川エリアです。場所はGoogleマップでご確認ください。
Q2. 埼玉ブリエ日本語学校は、だれが通える学校ですか?
A. 留学生や在住外国人の方を中心に、日本語を基礎から実践まで段階的に学べる教育機関です。入学条件やコースは時期により異なるため、公式サイトの最新情報をご覧ください。
Q3. 見学や相談はできますか?
A. 可能です。事前予約制のことが多いため、まずは公式サイトのお問い合わせフォームから日程の希望をお知らせください。
Q4. 駐輪・駐車の案内はありますか?
A. 案内は状況により変わります。来校の前に学校にお問い合わせいただくと確実です。近隣のコインパーキングを案内される場合もあります。
Q5. 学校の強みは何ですか?
A. 明るく清潔な学習環境、生活に寄り添うサポート、地域とのつながりです。空間づくりのノウハウを持つアップルホームが運営している点も安心材料でしょう。
Q6. コロナ禍以降の衛生面は?
A. 換気・清掃・手指衛生など基本的な対策を継続しています。運用は時勢により更新されるため、最新情報は学校にご確認ください。
Q7. 授業の撮影や取材は可能ですか?
A. 原則として許可制です。今回は授業時間外に、個人が特定されない配慮のもとで校舎のみを撮影しています。

関連リンク(アップルホーム コーポレートサイト内)

関連商品紹介

アップルホームが運営する教育事業の中核が、今回ご紹介した日本語学校です。学びの最新情報は以下の公式サイトをご覧ください。

日本語学校|公式サイトへ
日本語学校|Googleマップ

住まいのご相談へも自然につながる理由

アップルホームは、家づくり・暮らしづくり・学びの基盤づくりを一体で支える企業です。地域に新たな学びの拠点が増えると、暮らしの選択肢も広がります。住まいのことを考えはじめたら、モデルハウスの体験や資料請求をご活用ください。丁寧に比較できるよう、実例とコストの考え方まで分かりやすくお伝えします。

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※本記事は「アップルホーム 日本語学校」の移転レポートであり、住宅の販売記事ではありません。学びと暮らしの両面から地域を支える取り組みの一環としてお届けしました。

街も学びも、少しずつ良くなる

校舎が変わると、学ぶ姿勢が変わります。明るい光、落ち着いた家具、迷わない動線。どれも小さな要素ですが、合わさると大きな差になります。今回の移転で、アップルホーム 日本語学校は、地域の中でより頼れる存在へと一歩前進しました。住まいと学びの基盤が整うことは、街の魅力そのものを底上げすること。新しい場所から、たくさんの出会いと成長が生まれることを願っています。

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