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2026.01.05

新春スタートで差がつく|注文住宅の家づくり年間スケジュール完全版

「今年こそ注文住宅の家づくりを進めたい」と思ったとき、最初に立ちはだかるのが「いつ、何を決めればいいの?」という不安です。特に共働き・子育て世帯は、仕事や学校行事に追われて打ち合わせの時間が取りにくく、決める順番が曖昧なままだと手戻りが増えやすくなります。

そこでおすすめしたいのが、新春のうちに1年分の家づくりカレンダーを作ってしまうこと。先に年間スケジュールを描いておくと、資金計画・土地探し・間取り・仕様決定・住宅ローン手続きが「いつまでに必要か」が見え、焦りや迷いが減ります。

注文住宅の家づくり年間スケジュール

新春に年間計画を立てると、家づくりが進めやすい

この記事では、アップルホームが日々のご相談で伺う「つまずきポイント」を踏まえながら、月別で整理した年間スケジュールと、各工程で決めること・準備することを具体的に解説します。目標の入居時期に合わせて調整できるよう、複数パターンの考え方も紹介します。

年間スケジュールを先に作ると、家づくりがラクになる理由

「決めること」が多い工程を、見える化できる

注文住宅の家づくりは、土地の条件や家族構成に合わせて自由度が高いぶん、決定項目が多いのが特徴です。たとえば、間取り・断熱/気密性能・設備・外構・家具家電など、ひとつ決めると別の項目に影響が出ることも少なくありません。

先に年間の流れを決めておけば、「今は情報収集に集中」「この月は仕様決定」など、やることを絞れます。忙しい時期は打ち合わせを減らし、時間が取りやすい時期にまとめて進めるなど、家族に合ったペース配分も可能です。

入園・入学、更新手続きなど“生活の節目”と合わせやすい

小さなお子さまがいるご家庭は、入園・入学や学区、習い事の送迎など、暮らしの条件が年単位で変わります。賃貸更新や転勤の可能性も含め、「いつまでに住み替えたいか」を起点に逆算すると、打ち合わせや引っ越しの負担が軽くなります。

資金計画が早いほど、土地と建物のバランスが取りやすい

家づくりでよくある失敗のひとつが、「土地が気に入って先に買ったら、建物にかけられる予算が足りなくなった」というケースです。新春のタイミングで住宅ローンの借入目安や自己資金、諸費用を整理しておくと、土地・建物・外構・諸費用のバランスを保ちながら検討できます。

注文住宅の家づくり|全体の流れと期間の目安

「年間スケジュール」といっても、家づくりにかかる期間はご家庭によって幅があります。目安としては、初回相談〜お引き渡しまで約1年前後で進むケースが多い一方、土地探しに時間をかける場合はさらに長くなることもあります。

アップルホームの「注文住宅の流れ」では、スタジオ見学から資金計画、プラン決定、確認申請、着工、お引き渡しまでをステップで整理しています。ここでは、年間計画を立てるために重要なポイントだけを抜粋して押さえましょう。

  • 相談・情報収集:会社選び、モデルハウス見学、優先順位づくり
  • 資金計画:総予算の上限、ローン事前審査、補助制度の確認
  • 土地探し(必要な場合):候補地の比較、敷地調査、購入手続き
  • プラン・仕様決定:間取り、性能、設備、概算〜詳細見積り
  • 契約・申請:契約、確認申請、ローン本申込
  • 工事:地盤調査〜着工〜上棟〜内装・外構
  • 完成・引渡し:立会い検査、引越し準備、入居後の点検

ポイントは、「土地があるか/ないか」「入居希望時期」で、最初の3〜4か月の動きが大きく変わることです。次章では、1月スタートを想定した月別スケジュールを紹介します。

いつ何を決める?家づくりの年間スケジュール(1月〜12月)

ここで紹介するのは、あくまで一般的な目安です。ご希望の土地条件や建物規模、打ち合わせの頻度によって前後しますので、「わが家の事情に合わせて調整する」前提で読み進めてください。

時期 主にやること この時期に決めること(アウトプット)
1月 情報収集・家族会議/希望条件の棚卸し 入居希望時期、優先順位(学区・駅距離・広さなど)、総予算の上限イメージ
2月 施工会社比較/モデルハウス・ショールーム見学 依頼候補を2〜3社に絞る、性能やデザインの基準を言語化
3月 資金計画の精度アップ/住宅ローン事前相談・事前審査 借入の目安、月々返済イメージ、自己資金の使い方(頭金・諸費用)
4〜5月 土地探し・敷地調査(必要な場合)/プラン初案づくり 土地の申込み・購入判断、要望書の整理(間取り・収納・動線)
6月 プラン調整/概算見積り→仕様の優先順位付け 間取りの方向性、性能グレード、設備の“こだわる所・抑える所”
7月 契約/詳細打ち合わせの開始 契約内容の確認、外装・内装・主要設備の方針決定
8月 確認申請の準備/住宅ローン本申込み 申請図面の確定、金融機関・金利タイプの最終決定
9月 着工準備/地盤調査(必要に応じて改良) 工事スケジュール、地盤改良の有無、近隣対応の段取り
10月 着工〜上棟/現場での確認(配線・下地など) コンセント・照明・スイッチ位置、造作収納の細部
11月 内装・仕上げ/外構計画・引越し準備 クロス・床・建具の最終確認、外構の優先順位、家具配置
12月 完了検査・お引き渡し/新生活の準備 立会いチェック、設備の使い方、入居後メンテナンスの計画

※土地の有無や確認申請の混雑状況、天候などにより前後します。ご家族の予定(入学・転職・産休育休など)を先にカレンダーへ入れてから調整すると、無理のない計画になりやすいです。

注文住宅のモデルハウスで家族が素材と間取りを体感している様子

体感してから決めると、後悔しにくい

1〜3月:家づくりの土台を作る「情報」と「お金」の季節

新春〜年度末は、家づくりの土台づくりに最適です。ここでやっておきたいのは、次の2つです。

  • 入居したい時期を決める(例:来春の入学に合わせる/今の賃貸更新前に入居など)
  • 総予算の上限を決める(建物だけでなく、土地・諸費用・外構・家具家電まで)

まだ土地が決まっていなくても、資金計画の相談は先に進められます。住宅ローンは、借入可能額よりも「家計に無理がない返済額」から逆算するのが安心です。外部情報としては、住宅金融支援機構(フラット35)などで基礎知識を確認しておくと、金融機関の説明が理解しやすくなります。

4〜6月:土地とプランを同時に固める“勝負どころ”

春〜初夏は、土地の動きが活発になる時期でもあります。候補地が出てきたら、日当たりや周辺環境だけでなく、法規制・高低差・インフラなど「建てる前提」で確認することが大切です。

この時期にありがちなのが、「土地が決まったのに、理想の間取りが入らない」という問題です。土地は図面上では分かりにくい癖があるため、敷地調査とプランのすり合わせを同時に行うと、手戻りを減らせます。

候補地で敷地条件を確認する家族とスタッフ

土地は“建てる前提”でチェック

7〜9月:仕様決定と申請・ローン手続きで、スケジュールが締まる

契約後は、詳細打ち合わせが本格化します。ここで意識したいのは、「決める順番」です。たとえば、コンセント位置を考える前に家具配置が決まっていないと、後で追加工事が発生しやすくなります。

また、確認申請や住宅ローンの本申込みは書類が多く、夏の繁忙期と重なると想定以上に時間がかかることもあります。7〜9月は「打ち合わせが進むほど、提出物も増える」時期なので、家族内で役割分担(例:夫婦でローン書類担当/仕様担当を分ける)をしておくとスムーズです。

10〜12月:現場確認と引越し準備で“納得感”を高める

着工後は、現場が進むスピードが早く感じられます。上棟後のタイミングでは、スイッチ・照明・収納の高さなど、図面だけでは判断しにくい項目を現場で確認すると安心です。

完成が近づくと、外構・カーテン・家具家電など、建物以外の支出も増えます。年末は出費がかさみやすいので、あらかじめ「引越し費用の枠」を確保しておくと、焦らず選べます。

注文住宅の現場で配線やスイッチ位置を確認する様子

現場で確認すると“イメージ違い”を防げる

家づくりで迷いがちな「7つの決定ポイント」と、決める順番

年間スケジュールを回すうえで、特に迷いがちなポイントを7つに整理します。順番を意識するだけで、打ち合わせの負担が軽くなることがあります。

1. 入居希望時期(ゴール)

「いつ住み始めたいか」を決めると、すべてが逆算しやすくなります。お子さまの入学・転園、賃貸更新、育休復帰など、家族の節目をカレンダーに書き出し、譲れない期限を決めましょう。

2. 総予算の上限(建物+土地+諸費用)

総予算は、建物価格だけでなく、外構・登記・火災保険・引越し・家具家電なども含めた「住み始めるまでの総額」で考えるのが基本です。最初に上限を決めておくと、仕様決定で迷ったときの判断軸になります。

3. 土地条件(駅距離・学区・広さ・環境)

土地は「100点満点」を探すより、優先順位を決めて「合格点」を見極める方が現実的です。たとえば、駅距離を優先するなら敷地面積は抑えめになる、広さを優先するなら通勤時間が伸びる、などトレードオフが生まれます。家族でトップ3条件を決めておくとブレにくいです。

4. 間取りの骨格(生活動線・収納・将来)

間取りは「今の暮らし」だけでなく、「10年後の暮らし」も想定すると失敗が減ります。子ども部屋の使い方、在宅ワーク、親の介護の可能性など、生活が変わる場面を想像し、可変性のあるプランを検討しましょう。

5. 住宅性能(断熱・気密・耐震)

性能は、住み心地と光熱費、そして安心感に直結します。アップルホームでは、標準仕様の目安としてUA値0.46以下・C値0.5以下、断熱等級6以上、耐震等級3相当(許容応力度計算)を基準にしています(※商品・プランにより異なります)。数値の意味が分からなくても大丈夫なので、「どんな暮らしをしたいか」を先に伝えると、必要な性能バランスを提案しやすくなります。

6. 設備・空調計画(給湯・換気・全館空調など)

キッチンや浴室などの設備は、デザインだけでなくお手入れや家事動線も重要です。全館空調や熱交換換気なども含め、ランニングコストとメンテナンスまでイメージして選ぶと、入居後の満足度が高くなります。

7. インテリア・外構(最後にまとめてではなく“早めに方向性”)

内装や外構は最後にまとめて決めたくなりますが、実は早めに方向性を決めておく方がスムーズです。たとえば床材の色が決まると建具やキッチンの色が決めやすくなります。迷ったら、「好きな雰囲気の写真を10枚集める」だけでも、打ち合わせが進めやすくなります。

床材サンプルを見比べながら内装を検討する様子

テイストを先に決めると迷いが減る

忙しい家族でも回る、打ち合わせの進め方(実務で効いたコツ)

「決める会議」と「見るだけ会議」を分ける

打ち合わせは、毎回“決め切る”必要はありません。見学・情報収集の回と、決定の回を分けると、家族の負担が減ります。たとえば、モデルハウス見学は「体感する日」、次回は「優先順位を決める日」と役割を分けるイメージです。

家族の意思決定ルールを、最初に作る

家づくりは、家族の“好み”がぶつかりやすい場面もあります。そこでおすすめなのが、次のようなルールです。

  • 優先順位は3つまで(全部こだわると予算もスケジュールも膨らみやすい)
  • 迷ったら「暮らしの困りごと」から判断(見た目より生活のストレスを減らす)
  • 予算オーバー時の削る順番を決めておく(後から揉めにくい)

書類と写真は“家族共有”にまとめる

住宅ローンの書類、要望メモ、参考写真などは、スマホで共有できる場所にまとめておくと便利です。打ち合わせ前日に「どこに保存した?」となりにくく、家族全員が同じ情報を見ながら話せます。

アップルホームでの相談〜見学の進め方(年間計画に落とし込みやすい)

アップルホームでは、自然素材と高性能を両立した注文住宅を軸に、平屋・1.5階建て・建築家住宅など、ご家族の希望に合わせたラインナップをご用意しています。まずはモデルハウスやショールームで、素材の質感や温熱環境を体感しながら、「わが家に合う基準」を一緒に整理していく流れがおすすめです。

商品ラインナップや標準性能の考え方は、こちらで詳しくご覧いただけます。

アップルホーム全商品を見る

※「どのブランドが合うか分からない」という段階でも大丈夫です。入居時期・ご予算・土地条件から、無理のない進め方をご提案します。

よくある質問(Q&A)

Q. 1月に家づくりを始めたら、いつ入居できますか?
土地が決まっていて打ち合わせが順調に進む場合、年内〜翌年初めの入居が目安になることが多いです。土地探しから始める場合は、候補地の状況によって期間が延びることもあるため、希望時期から逆算して早めに相談すると安心です。
Q. 土地が決まっていなくても、注文住宅の相談はできますか?
はい、できます。資金計画と建物の希望条件を整理したうえで土地を探すと、土地と建物の予算配分が崩れにくくなります。候補地が出たら、建てたい間取りが入るか、法規や高低差の影響はないかも合わせて確認しましょう。
Q. 契約前に、間取りや仕様はどこまで決めるべきですか?
最低限、間取りの方向性と概算の金額感が合っているかは確認しておきたいポイントです。一方で、クロスや照明などの細かな仕様は契約後に決めるケースも一般的です。どこまでが「今決めること」かを整理しながら進めると、負担が少なくなります。
Q. 途中で予算が厳しくなったとき、どこから見直すのが良いですか?
最初に「優先順位」を決めておくと見直しがしやすくなります。面積・仕様・設備・外構などを一度に下げるのではなく、暮らしへの影響が小さい項目から調整するのが基本です。性能に関わる部分は長期的な快適性にも影響するため、バランスを見ながら相談しましょう。

関連リンク(施工事例・モデルハウス・イベント)

年間スケジュールを具体化するために、実例や体感情報もあわせてチェックしておくと安心です。

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