2025.10.06
川越市|1.5階の平屋で叶える注文住宅【WELL+ 見学会】
10月のやわらかな陽ざしの下、川越市吉田(東洋大学 川越キャンパス近く)で始まる完成見学会の会場を一足先に撮影してきました。第一印象は「静かな居心地の良さ」。勾配天井ののびやかさと、檜・杉・パインといった自然素材の質感が、すっと心と体を落ち着かせてくれます。今回ご覧いただけるのは、アップルホームの規格×自由度のいいとこ取りをしたWELL+の住まい。平屋ベースに小さな2階空間をのせた1.5階建てのスタイルです。

先に結論:この見学会で体感してほしい3つのポイント
今回の住まいで、まず確かめてほしいのは次の3点です。ひとことで言えば「開放感」「素材感」「生活感(良い意味での使いやすさ)」がきれいに同居しています。
- 約20帖のLDK+約8帖分の吹抜け勾配天井が生む、面積以上の広がり。
- 国産の檜・杉・パインなどの無垢材を要所に使った、温度も手触りも優しい内装。
- 3WAY玄関とコンパクト家事動線で、共働き世帯の一日がスムーズに回る間取り。
この3つが同時に手に入るのが、WELL+と1.5階建ての好相性。家の中で立つ・座る・寝ころぶ、そのどの視点からも「ちょうどいい高さ・距離感」が続きます。
撮影でわかった「暮らしの画角」:勾配天井と自然素材の相性
木の香りと音の吸収で、会話がしやすい
撮影中に気づくのは、声がやさしく回ること。杉の天井と壁の一部に使われた無垢板、パインの床材は、表面が柔らかく微細な凹凸を持つため音の反射が穏やか。家族の会話が聞き取りやすく、テレビの音量も上げずに済みます。素材は主に国産で、構造材には4寸角の無垢柱を採用しています。


<具体例>八の字に広がる勾配が、照明計画にも効く
リビングの勾配天井は梁を見せたデザイン。天井面が高いほど光は拡散しやすく、壁付けブラケットやダウンライトの眩しさが和らぎます。夜は天井の木目が柔らかく浮かび、昼は大開口からの自然光が梁を伝って奥まで届く。約8帖分の吹抜けが、昼夜を問わず「ちょうどいい明るさ」を作っていました。
プランと数値で読み解くWELL+:1.5階建ての良さ
見た目の心地よさを裏付けるのは、確かな性能です。UA値0.43、C値0.22(いずれも計画値)と気密・断熱のバランスが高い水準。さらに第1種熱交換換気システムを採用し、全館空調は非搭載ながら、効率的な換気と温度ムラの少ない環境づくりが図られています。敷地は202.80㎡、延べ床は108.72㎡。数字を見ても、必要十分な広さに性能を丁寧にのせた設計思想が伝わってきます。

平屋をベースに小さな2階を重ねる—「1.5階建て」スタイル
間取りは平屋感覚の暮らしやすさを軸に、2階に最小限のホールやフリースペースを設けた構成。いわゆる1.5階建ての考え方で、視線は抜けつつ生活動線はコンパクトにまとまります。設計図書(2階平面図)を見ると、リビング上部の吹抜けと連続するホールが描かれており、格子越しにリビングを見下ろす関係が読み取れます。

動線が暮らしの余白をつくる:3WAY玄関と一直線の家事動線
玄関は「来客動線」「買い物動線」「裏動線」の3WAY。帰宅後はそのまま手洗い・脱衣・物干し・ファミリー収納へつながる直線ルート、週末の来客時は生活感を見せない回遊ルート、と使い分けができます。間取りの備考にも「コンパクト家事動線」「裏動線から一直線での水廻り使い」と記載があり、設計意図が明確です。

ワークスペースと造作家具で“置き場所”が決まる
リビング壁面の造作家具は、テレビボードと大容量の書棚をひと続きに。ダイニング側には横並びカウンタータイプの造作テーブルを設置し、食事も作業もストレスなく切替えられます。ご主人のワークスペースは落ち着きと使い勝手を優先した“自分仕様”。これらの造作は、WELL+の自由度の高さを表す象徴です。

外観デザイン:深い庇と縁側デッキがつくる陰影
撮影時、外観でまず目を引くのは深い庇。夏の日差しを遮り、冬は低い角度の光を室内に取り込む、日本の気候に理にかなった設計です。ベージュ系の外壁は街の緑と馴染み、縁側風デッキが屋外と室内の中間領域として働きます。雨音や風の気配を近くに感じながら、でも家の中は静か。この距離感が日常の癒やしにつながります。

素材の選択が「住み心地」を地道に底上げする
床は素足でも気持ちいい無垢パイン。キズは付きますが、それも味わいに変わっていくのが無垢材の魅力です。構造は国産無垢材(檜・杉中心)を採用。しっかりとした骨格があるからこそ、梁を見せる意匠も安心して楽しめます。こうした素材選びは、見た目だけでなく湿度の調整や体感温度の向上にも寄与します。

メンテナンスの視点
無垢材はオイルメンテナンスが基本。小さな凹みはアイロンと当て布で蒸らすと膨らみが戻ることも。勾配天井の梁はハンディモップで埃を払えるよう、脚立の置き場や動線もあらかじめ決めておくと管理が楽になります。
数値と図面から読む安心感
もう一度、性能面を整理します。UA値0.43は外皮平均熱貫流率の指標で、熱が逃げにくいほど数値は小さくなります。C値0.22は隙間相当面積の指標で、家の“すき間”が小さいほど空調効率が高まります。これに第1種熱交換換気が組み合わさることで、外気と室内の温度差を抑え、換気時のエネルギーロスを軽減できます。これらは見学会の概要資料に明記されている事実です。
また、設計図書には「立面図」「断面図」「天井伏図」などが掲載され、勾配天井の角度や梁の掛け方、2階ホールとの連続性が読み取れます。図面で裏付けを確認すると、写真では見えない“つくりの良さ”がより鮮明になります。
イベント情報(最新)
場所:川越市吉田(東洋大学 川越キャンパス近く)/期間:10月11日(土)〜11月3日(日)/ブランド:WELL+。特設ページは以下のLPで公開中です。
※駐車・お子さま連れ・ベビーカーなどの受け入れ可否は、LPに最新のご案内を掲載しています。撮影写真は準備段階のため、当日と一部異なる場合があります。
暮らしのシーン別・見学のチェックポイント
朝—身支度と洗濯
玄関から裏動線へ回り、造作洗面で手洗い→脱衣室で洗濯→室内干し→ファミリー収納へ。一直線に進めるため、時間のロスが少なく家族が交錯しません。資料にも「一直線での水廻り使い」「コンパクト家事動線」と記載があります。
昼—在宅ワーク
リビング脇のワークスペースは、家族の気配を感じつつ集中できる絶妙な位置。座り心地だけでなく、勾配天井の空間ボリュームが長時間作業の息苦しさを解消します。
夜—家族の時間
横並びの造作テーブルは配膳や片付けがしやすく、勉強と夕食の切り替えもスムーズ。テレビボード一体の造作棚は、ゲーム機やLAN機器も美しく収納できます。
写真で追体験:現地でしか感じられない「サイズ感と質感」
写真では伝わり切らないのが、木の匂い・足ざわり・声の響き。1.5階建て×勾配天井の良さは「高さが変わる居場所」が連なること。立つ・座る・寝ころぶで視界が変わり、同じリビングでも気分が切り替わります。ぜひ会場で体感して、日々の暮らしを思い浮かべてみてください。

WELL+完成見学会に参加された方の声
「生活のイメージが湧きました!」
「写真で見るのと、実際に見るのでは全くの別物。キッチンからリビング全体が見渡せたり、回遊動線だったり、子育て中の私たちにはすごく参考になりました。“ここで子どもが宿題してるな”“夫がくつろいでるな”とか“お帰り動線”や“家事動線”の想像ができ、家づくりが一気に現実的になりました。」(30代ご夫婦・子育て中/狭山市)
「空気の違いに驚きました」
「夏の暑い日でしたが、室内は涼しく快適で驚きました。しかも普通のルームエアコン1台で、小屋裏もランドリールームも家中どこでも快適でした。“高気密・高断熱ってこういうことか”と、体感して初めて分かりました。『性能って数字だけじゃ分からない』って本当なんですね。」(40代ご夫婦・建て替え検討中/川越市)
「間取りと収納の工夫がすごく参考になりました」
「動線計画がしっかりしていて、なるほど!と感心。共働きなので、洗う→干す→仕舞うの動線が最短なのはとても助かります。玄関の横にあるファミリークロークなど、毎日のことだからこそラクになる仕掛けがたくさんあって、参考にしたいなと思いながら見学できました。」(30代ご夫婦・共働き世帯/所沢市)
Q&A:川越市で「1.5階の平屋」の注文住宅を検討する方からの質問
- Q1. 「1.5階の平屋」とは?普通の平屋との違いは?
- A. 平屋の暮らしやすさを保ちつつ、最小限の上階(ホールやフリースペース等)を重ねる設計です。延床を抑えながら勾配天井で開放感を確保しやすいのが特長です。
- Q2. 川越市で1.5階の平屋を建てるメリットは?
- A. 高さを抑えた落ち着いた外観で街並みに馴染みやすく、敷地条件に合わせた採光・通風を取りやすい点がメリットです。市街地でも奥行きのあるリビングや吹抜けを取り入れやすくなります。
- Q3. 勾配天井でも光熱費は上がりませんか?
- A. 天井が高い分の熱容量には配慮が必要ですが、UA値0.43・C値0.22+第1種熱交換換気の設計により上下温度差と換気ロスを抑え、省エネと快適性の両立が可能です。
- Q4. 家事動線や収納計画のコツは?
- A. 玄関から洗面・脱衣・室内干し・ファミリー収納までを一直線に結ぶ「コンパクト家事動線」が有効です。来客用・買い物用・裏動線の3WAY玄関で生活と来客を切り分けられます。
- Q5. 自然素材(無垢パイン床など)のメンテナンスは大変?
- A. 無垢パインは足ざわりが良く、細かなキズは味になります。汚れは固く絞った布で拭き、必要に応じてオイルでメンテ。浅い凹みは蒸気で戻る場合もあります。
- Q6. どのくらいの広さ・家族構成に向いていますか?
- A. 延べ床108.72㎡(約32.9坪)で3〜4人家族を想定。LDKは約20帖+約8帖相当の吹抜けで、実面積以上の広がりを感じられます。
- Q7. 造作家具やワークスペースの自由度は?
- A. テレビボード一体の造作棚や横並びの造作テーブル、ワークスペースなど、WELL+は造作の自由度が高く、サイズ・収納計画も要望に合わせて調整できます。
- Q8. 見学会では何をチェックすべき?
- A. 勾配天井の高さ感と明るさ、窓配置、家事動線の短さ、造作家具の使い勝手を重点的に。図面(立面・断面・天井伏図)を見てから回ると理解が深まります。
- Q9. アクセスや予約方法を教えてください。
- A. 会場は川越市吉田(東洋大学 川越キャンパス近く)です。最新情報とご予約は完成見学会LPをご覧ください。しつこい営業は行っていません。お子さま連れの来場もご相談ください。
関連リンク
- 完成見学会LP(最新情報・ご予約)
- イベント一覧(別ウィンドウで開きます)
- 施工事例:アップルホーム公式サイト内「施工事例」カテゴリーから、木の家・勾配天井の実例をご覧ください。
関連商品:自然素材と全館空調の家「WELL+(ウェルプラス)」
規格住宅の合理性に、造作や素材の自由度をプラスしたアップルホームのWELL+。今回のような1.5階建てや勾配天井、自然素材を活かしたプランにも柔軟に対応します。
※掲載内容は取材時点の情報です。最新の開催状況はLPをご確認ください。
まずは実邸で体感を。モデルハウス・資料のご案内
写真と文章だけでは伝えきれないのが、自然素材の手ざわりと、勾配天井の解放感。完成見学会LPからご予約のうえ、実際の空間をご体感ください。資料送付のご希望もLP内フォームで承っています。
図面を見てから会場に行くと、理解が何倍にも
見学の前に、立面図・断面図・天井伏図の3点だけでも頭に入れておくと、勾配天井の角度や梁の架け方、吹抜けと2階ホールの関係がより立体的に理解できます。写真のカットと見比べながら歩くと「ここが天井の折り返し」「この梁が視線を止めている」といった発見が増え、楽しさも倍増します。
