スタッフブログ

木の家は燃えやすい?

2022年07月18日

健康住宅の営業です。

木は石やレンガ、コンクリートに比べて、

引火しやすいというのは想像できると思いますが、

木の建物がほかの建物より、頻繁に火事に遭っているということはまったくありません。

大半の火事の原因は、人為的なミスや電気装置などの欠陥によって発生します。

その火元は、室内にある本やカーテン、壁紙、家具などに燃え広がります。

これは、木造でもコンクリート造でも同様に起こることです。

木材は燃えるとき、表面が炭化して内部への酸素の侵入をとめ、

火が燃え移るスピードを緩める性質があります。

そのため木構造の建物は、

火事になっても比較的長い間、崩壊せずに構造を保っていられることから、

消防士たちの間で古くから言い継がれている「木は安全に燃える」

という言葉があるそうです。

ここ数年、高層木造建築も続々と登場してきていますが、

この部門での防火規制も、近年の科学的知見に基づいて、

より多くのパーツで気を使えるように法律が改正されています。

必ずしも「木造=火事が心配」といったことはありませんので、

自然の恵みである木材をふんだんに使った住宅の良さを、

完成現場見学会で、ぜひ味わってみてください。

31f4699d7b25d1910b6306dc444404fa.jpg

月別アーカイブ

カテゴリー