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住まいと健康 交通事故より高い「寒い家」のリスク

2018年05月04日
健康住宅

どうも~(=゚ω゚)ノ 営業の福井です(*^_^*)

昨年の日本住宅新聞に掲載されていた特集記事を抜粋しご紹介していこうと思います。

「住まいと健康についてという題材です。

記事を画像で貼り付けしておりますが、読みにくいかと思いますので

私なりに要約させて頂きます。

まずは、交通事故より高い「寒い家」のリスクから

日本住宅新聞1881号(1).jpg

一昨年(2015年)に発生した交通事故が536,899件(約54万件弱)そのうち死亡事故が4,028件(約4千件)で4,117人の方が亡くなっています。この件数を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれでしょうが、(交通事故による)死者数の多かった1970年(昭和45年)では16,765人(約1万7千人)で、事故件数は718,080件(約72万件弱)と比較すれば四分の一まで減少しました。

自動車の保有台数も当時(1970年)に比べて10倍増えている現代、自動車業界全体で様々な技術で事故死に繋がらない様に安全装置を開発したり医療の現場でも、緊急時の適切な処置や受け入れ態勢など様々な要因で減少に繋げているのだと感じます。

しかし、対照的に住宅内(家庭内)の事故によって亡くなっている人が増えております‼

一昨年(2015年)に家庭内の不慮の事故で亡くなった人は13,952人(1万4千人弱)と(交通事故の)3倍以上です‼

一昨年(2015年)には、4,804人が家庭内の浴槽で溺死しております、11年間で7割増えているそうです。溺死者の8割は65歳以上の高齢者でしたが15歳~44歳と若い世代でも決して0(ゼロ)ではないとの事です。高齢者の方は勿論の事、知らずにいたら、ご家庭内で誰もがリスクを負いながら、毎日入浴する事になってしまいます。

溺死の原因と言われているのが「ヒートショック」です。暖かいLDから廊下を通り浴室へってのが一般的なんでしょうが、この移動した先に温度差がある事で、血圧が一気に上昇し、その状態で熱いお湯につかると血管が広がり血圧が一気に下がる事で失神する。これが一連の原因です。若い世代の方でも、血圧が高めな方はこういった健康リスクがある事を知る事。

そして、対策を練る事が高齢者の方含め全ての世代の方に注意喚起したい事です。

もっぱら寒い時期に注意喚起がありますが、暑い寒いの寒暖差が多い等、気候条件等含め一年通して気を付けて頂ければと思います。

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