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フラット35に子育て支援型、地域活性化型新設

2017年05月20日
健康住宅

どうも~(=゚ω゚)ノ 営業の福井です(*^_^*)

今回も、まじめに真面目なネタですが・・・・(いつも真面目です)

住宅金融支援機構は4月から、【フラット35】子育て支援型・地域活性化型

を新設する事を発表しておりましたが

その内容条件にある地方公共団体との契約は今月25日以降発表の様です。

では、実際どの様な要件なのか把握して頂く為に、簡単ですがまとめさせて頂きました。

Flat35子育て支援型・地域活性化型 (1).jpg

フラット35子育て支援型とは

「フラット35子育て支援型」は、「ニッポン一億総活躍プラン」や「まち・ひと・しごと創生基本方針2016」などに盛り込まれた地方創生の方針のもと、子育て支援の施策を実施する地方公共団体と住宅金融支援機構が連携して、フラット35の金利をさらに引き下げる施策です。

特徴

地方公共団体による財政支援を前提として、当初5年間において年率0.25%の金利引下げが行われます。地方公共団体が、保育の受け皿の整備など子育て支援に関する事業を行っており、その事業が住宅金融支援機構に設置された有識者委員会において適切であると認められる必要があります。

対象者など

若年子育て世帯が既存住宅を取得する場合、若年子育て世帯と親世帯が同居や近居をするための新築住宅や既存住宅の取得が対象となります。

活用事例

生後8か月となる子供がいる、アップルさんご夫婦(夫34才、妻28才)は現在、1DKの賃貸マンション暮らし。子供の成長に備えて、手狭なマンションから引っ越すため、マイホームの購入を考えています。ちょうど、夫の両親(60代)が住む実家の近くに2LDKの中古戸建住宅が見つかり、住宅ローンを組もうと計画しています。

このような場合には、ぜひ一度「フラット35子育て支援型」を検討してみると良いでしょう。5年間にわたり金利が0.25%優遇される可能性があります。

新築住宅や中古住宅を所得する場合で「フラット35S」の基準も満たしている場合、「フラット35S」と「フラット35子育て支援型」の併用が可能となり、「フラット35S」の金利優遇0.3%と合わせ、最大0.55%の金利引き下げとなることが考えられます。仮に当初の金利が1.1%だった場合、金利が半分になり、返済額も毎月数千円レベルで安くなる可能性があるのです。

フラット35地域活性化型とは

「フラット35地域活性化型」は、UIJターンやコンパクトシティ形成の施策を実施する地方公共団体と住宅金融支援機構が連携して、「子育て支援型」同様にフラット35の金利を引き下げる施策です。

特徴

「地域活性化型」でも、地方公共団体による財政支援を前提として、当初5年間において年率0.25%の金利引下げが行われます。地方公共団体が、UIJターンやコンパクトシティ形成に関する事業を行っており、その事業が住宅金融支援機構に設置された有識者委員会において適切であると認められる必要があります。

「UIJターンに関する事業」としては、起業支援などの地域活性化に資する取組、空き家の解消に資する取組などが該当します。また、「コンパクトシティ形成に関する事業」としては、都市機能の誘導などの取組、空き家の解消に資する取組などが該当します。

対象者など

「UIJターンに関する事業」の場合は、UIJターンによる住宅取得、「コンパクトシティ形成に関する事業」の場合は、居住誘導区域内における住宅取得が対象となります。

活用事例

東京で賃貸マンション暮らしをしているBさんご夫婦(夫29才、妻31才)はつい最近入籍したばかり。そんな折、夫が転勤することになったのは、たまたま妻の実家に近い地方都市。「どうせなら、その地域でマイホームを」ということで、週末は妻の両親も一緒に建売物件を見学中です。

そこがコンパクトシティ形成事業の対象地域なら、ぜひ「フラット35地域活性化型」を検討したいところです。5年間にわたり金利が0.25%優遇される可能性があるのはもちろん、上述の「フラット35子育て支援型」の場合と同様、「フラット35S」との併用も可能となります。

両方の対象となる住宅要件を表にしますとこうなります。

Flat35子育て支援型・地域活性化型 (2).jpg

そもそもフラット35とはどのような商品?

フラット35とは、住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携して提供する長期固定金利型の住宅ローンです。

どのような特徴があるのか?

「35」というネーミングに象徴されるように、フラット35では最長35年間にわたり固定金利となります。融資を受けた段階で将来の返済額が確定するというのは、金利変動のリスクを回避する、とても魅力的なものです。

住宅ローンを受けるにあたって、連帯保証人を立てたり、保証会社に対する保証料が発生したりしますが、フラット35では保証人も保証料も必要ありません

一般的な住宅ローンでは繰上返済や返済方法を変更する際に手数料が発生しますが、フラット35の場合はこのような手数料も不要

利用するための要件は?

申し込み時の年齢は、原則として満70才未満 借入期間は原則15年以上で上限が35年

対象となる物件は、本人または親族が住むための住宅 住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合しているもの

戸建なら70平方メートル以上、マンションなら35平方メートル以上などの様に、床面積の基準もあります。

保証人は不要であるものの、物件には住宅金融支援機構のための担保が設定がされます。

借入期間中は火災保険への加入が求められます。

2017年10月から変わる団信(だんしん)の扱い

団信とは何か

「団信(だんしん)」とは、団体信用生命保険の略で、住宅ローンの債務者に万が一のことがあった場合、金融機関に対する残債が保険から支払われるものです。住宅ローンが残っていても、保険で残債が消滅し、マイホームも家族のもとに残るということです。

民間金融機関の住宅ローンでは団信への加入は必須で、保険料も金利に含まれています。これに対して、フラット35では団信への加入が必須でないため、希望の方は別途保険料を支払う必要があります。

フラット35も団信への加入が必須に

2017年10月よりフラット35における団信の扱いが変わります。具体的には、民間金融機関と同じく団信への加入が必須となり、フラット35の金利に保険料が上乗せされます。

このように言うと、金利が高くなってしまうイメージを持たれるかもしれませんが、実際には、フラット35と別個で保険に加入するより、保険料は割安になる見込みです。また、保障の範囲も従来の団信より拡大される予定で、利用者にとっては朗報といえる変更なのです。

フラット35の「子育て支援型」、「地域活性化型」は積極的に利用したい制度ですが、団信のことを考えると10月まで待つという方法も考えられるという選択肢もあります。

まとめ

今回の制度を利用して下記の様に、フラット35Sに子育て支援型・地域活性化型を併用して活用できる方は、是非利用をオススメする内容となっております。

Flat35子育て支援型・地域活性化型 (4).jpg

Flat35子育て支援型・地域活性化型 (3).jpg

2017年9月30日までの申込受付は▲0.3%+▲0.25%=▲0.55%となります。

2017年10月1日からの申込受付は▲0.25%+▲0.25%=▲0.50%となります。

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