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全館空調の欠点!?デメリット!?

2016年07月17日
健康住宅

どうも~(=゚ω゚)ノ 営業の福井です(*^_^*)

先日、1年前に枯れかけていたスパティフラムがようやっと咲きました。

基本的に直射直射日光を当てないように~と育て方に書いてありますので、柔らかい日差しの場所が適しているそうです。

なぜ1年前かと言うと実は、鉢に植えたのが秋だったので越冬しようやっとです。

寒さに弱いので、中々難しかった所もありますが、光沢のある葉と花、本来の姿を取り戻しました。

2016.07.17.JPG

さて、本題ですが全館空調の特徴をお伝えします。

気密性・断熱性の高い住宅で始めて効果を発揮する全館空調ですが

OBのお客様等からも様々な話を聞く中で、室内の空気が清浄で温熱環境を一定など

良い点がいっぱいだけど家族が・・・・なんて声があります。(一部を紹介します。)

1、外出着の選択に手間取る。

 室内はどの部屋も一定の快適温度に調整されており、外気の気温を知るには、一度外へ出て確認すると言います。ちょっとだけなので、ゴミ捨てに行く時は薄着で・・・・・・と良く聞きます。場合によっては、日射の影響を受けない窓の硝子に外気温を測る温度計を取り付けておくことも一法である。室内からこの測定値を見ることで、今の外気温を知ることが出来ます。そして、冬場に「今日も外は寒いんだろうね。」なんて会話をすると聞きます。

2、冬の厚い掛け蒲団は不用となる。

 寒い冬は、厚手の掛け蒲団が有難い。
 ところが、多くの型は使用することなく過ごしてます。と聞きます(個人差があると思いますので絶対!!と言う訳ではありません)
 押し入れは、一般的に必要不可欠なものとなっておりますが、一重に、こうした嵩張る冬物の布団などを収納に用いられていたことになります。
 一年中快適温度帯に調整された住まいでは、この冬の厚手の布団はあまり使われない。真空にしてペシャンコにする圧縮袋がありますが、もしもの時に備えて、引越しで持ってきてどこかにしまったきり、出番が・・・・・なんて言葉を聞いた事があります。

3、子育てに注意が必要となる。

◎戸を閉めるマナーが身に付かなくなる。

 部屋ごとに冷暖房の家づくりでは、部屋からの入退室時に、ドアの開け閉めがマナーとなっている。(冷暖房の効率が悪くなるので)
 ところが、全室が一定温度にコントロールされている為、ドアそのものを設計時に取り除くオープンな形で提案しております。
 したがって、これまでドアの機能で期待されていた、室温を一定に保つためのマナーとして開いたドアを閉めることは、気づかいの表現としても人としても大切な心得となっていたが、単にプライバシー保護の為の開け閉めがドアの機能となってしまいます。
 特に子供は、環境によって育てられる為、一般的な家におけるドアの開閉に、室温コントロールの為の目的が含まれていることを、あらかじめ教育しておかなければなりません。必要なマナー教育となってしまいました。
◎子供が他所で疑問、感想をストレートに口にしないように躾ける必要あり。
「この家は暑い!!」「なんで、○○君のお家は寒いの?」などは、言ってはダメですよ~。

4、人の交流が変わる。

 例えば、ファミリー世代で言うと・・・・・
◎親の住まい(実家)を訪問する機会が減少する。理由は、寒かったり、暑かったりする。
◎来客が増える。快適なので集まりごとの指定が多くなり勝である。(逆に親がちょくちょく遊びにくる。)

 などなど他にもありますが、全館空調の欠点というか、生活感の変化がもたらす、人の行動や考え方の問題とも言えるものかもしれません。
 良い方に考えれば、利点(メリット)として快適な室内温度環境の実現で「人の集まる住まいづくり」を実現しているのが、健康住宅と言えるだろう。

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