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ダムの跡には・・・

2015年10月15日
健康住宅

どうも~(=゚ω゚)ノ 営業の福井です(*^_^*)

本日、申請書類関係で埼玉県庁に行ってきました。

その際に、「秩父3ダムの石」という看板と共に大きな石が置かれております。

Chichibudamu-(1).jpg

滝沢ダム、浦山ダム、合角ダム建設時、237戸もの方々が数百年住み慣れた土地を離れなければならなかった。

「私たちの生活に欠くことのできない貴重な水は、

こうした水没関係者の方々の悲しみ、

それを乗り越えられた深いご理解あって生み出されています。

このことを深く胸に刻むため、それぞれのダムの湖底に

しずんでしまうことになっていた三つの石をここに設置いたしました。」

と標記されております。

最も大規模な滝沢ダムは、移転対象が112戸と最も規模が大きなダムだった為

1969年に計画が策定されたにも関わらず、移転交渉に時間を要し

ダムの本体工事着工は30年後の1999年(平成11年)となり2008年(平成20年)に完成となりました。

これは、決して強権を発動せずに粘り強く交渉を続けた国や県の姿勢に

強く感銘を受ける印象を持ちました。

Chichibudamu-(2).jpg

生活に必要な水源を維持する為

必要な物を手に入れる為に何か対価を払うのと同じで

地元住民の方の理解と、行政の真摯な対応等

色々な物が私たちの生活を支えているんだなと感じました。

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