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なぜ今『低炭素住宅』?

2013年07月04日
テクノストラクチャー

住宅における今までの省エネルギー対策は、住宅の気密性

断熱性の向上でした。でも、生活が快適になればなるほど

家庭で消費されるエネルギーはどんどん増えていきます。

 

「BP統計2011」などによると現在のペースでエネルギーが

使用され続けると石油は46年、石炭は118年、天然ガスは

58年、ウランは106年で枯渇するとされています。あまり

遠い話ではないですよね。最近はメタンハイドレートという

新エネルギーが注目されていますが、これも化石燃料の

一種で再生可能エネルギーではありません。また現時点

では商業化されておらず、問題点も多々あるようです。

 

この頃、豪雨や渇水などの異常気象が多いとおもいませんか?

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これは地球温暖化のせいです。太陽光、太陽熱は地球に

注がれ、地表で反射し、宇宙空間へ放出されるのですが

温室効果ガスという大気層が地球のまわりにできてしま

った為、そこで再反射し地表に戻ってしまうことによって

おこります。

その温室効果ガスの、気体の正体の代表的なものは

二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素等です。

二酸化炭素は、人間が活動するうえでの石油や石炭

等の化石燃料の使用、森林破壊によって増加します。

メタンは、発生源が非常に多いようですが、自然環境

動物や天然ガスの生産などなど・・・・

一酸化二窒素は自然環境、窒素肥料、工業活動と

いずれも人間が関わっています。

 

かなり話が広がりましたが、このような現状ありきで

今までの省エネルギー対策に「省エネ」住宅設備・

「創エネ」太陽光発電システムをプラスして、総合的

に住宅性能を判断する低炭素住宅が生まれたようです。

 

話が長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき

まして、ありがとうございます。<m(__)m>

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