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辻井伸行さんのコンサート

2012年10月25日
健康住宅

こんにちは!3D+α担当大野です。

めっきり寒くなってきましたねー。みなさまお風邪などひかれてはいませんか??

さて先日のお休みは、大宮ソニックシティに辻井伸行さんのコンサートに行ってきました。

彼は弱冠24歳の盲目のピアニスト。2009年にテキサスのピアノコンクールで日本人初のグランプリを受賞したひとなので、きっと御存じの方も多いのではと思います。
プロフィールを見ると7歳からもう国内の盲学生のコンクールで優勝したりしているんですよね。すごい!

コンサートもすごくよかったです!
ドビュッシーとショパンの曲だけだったのですが、基本的にメジャーな曲ばかりで(「月の光」、「華麗なる大円舞曲」、「英雄ポロネーズ」など)しかもバリエーションに富んだ、緩急つけたラインナップだったため、初めから終わりまで飽きることなくたっぷりと楽しむことができました。
わたしが昔から大好きだったショパンのスケルツォ第二番も聴けて感激!

メジャーな曲というのは、観客もいろんな演奏家のものを聞いたりして耳が肥えているから、御本人的にはちょっとやりづらいのかなあと思いつつ。

アンコールも5曲も弾いてくれて、大盛り上がり。
とくに最後に弾いた、NHKの震災復興プロジェクトの「花は咲く」という曲が優しいフレーズで心に残りました。

それにしても、彼はこれらの曲をすべて「耳で」おぼえるのでしょうか?「のだめ」ちゃんみたいに?
点字の楽譜もあるようですけど…

ハンディキャップというのはマイナスの面が目につくことが多いけれど、それだけ聴力が発達するというのは逆に健常者にはかなわない、大きなプラスなんだなと感じましたね。

 


 

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