国内最古の木造校舎閉校のニュースで分かった、木造建物は100年以上持つ!
こんにちは。最近、桜並木を通って通勤しており、朝から桜に元気を頂いている営業の福井です。
現役の木造校舎として国内最古とされる小学校が、3月末で閉校というニュースは記憶に新しいですね。
実際に使われていた木造2階建ての校舎本館は、1909年に建てられたもので、開校以来100年以上の年月が経過しておりました。
(ニュース記事はこちらから参照下さい → http://housing.nikkansports.com/news/f-hs-tp0-20120411-2012041115577.html)
私はこのニュースを聞いて、思いました。『木造の住宅の場合でも、この校舎のように100年持つのだろうか?』と・・・(;一_一)
日本の住宅の寿命は26年とか30年とか言われているが、木造の住宅でも100年持つのだろうか?
建築家の佐川旭さんのコメントがすごく参考になりましたのでご紹介いたします。
今の住宅は、通し柱に12センチ角、管柱に10.5センチ角というのが標準となっているが、昔の民家は、通し柱に15センチ角などの太い柱を使った頑丈な家づくりがされていたという。
太い柱を使うメリットは
① 木に含まれる水分が時間とともに抜けていき、木が痩せていったり背が割れたりしていくが、太いほど頑丈さが損なわれないこと。
② 太い柱は壁の厚みより幅があるので、柱の表面が室内に露出する。木が呼吸できるようになり、湿気を壁の中にため込まないこと。
木の大敵は湿気なので、それをうまくコントロールして頑丈に建てれば、100年持つということなのだ。
何よりも夢のマイホーム、愛着を持ち、共に年齢を重ねる相棒ですから、長持ちさせる工夫やきちんとしたメンテナンスは必要という事ですね!しっかりと住まいの健康診断も必要で定期的に見ながら、うまく付き合っていきましょう!
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